古墳の旅

古墳好き。

塚山古墳 栃木県宇都宮市

ところで、わたくし、古墳が好きなのです。

古墳といえば関西にある巨大前方後円墳を思い浮かべる方が多いと思いますが、日本中、いろんなところに古墳があります。

北関東あたりを車で走っていて、「あー、なんかこの辺古墳ありそうだなあ」なんて思っていると、かなりの確率で怪しいこんもりとした森に出くわします。

そしてそんなのに近づいて行くと「○○古墳」なんて看板があったりして、そんなときは実に嬉しいものです。

「古墳を大切に」なんて看板に出くわすと、「お、同志がいる」と感激もひとしおです。

大鶴巻古墳 群馬県高崎市
「古墳はみんなで大切にしましょう」 素晴らしい。

古墳というと「もうずっと昔の誰かのお墓でしょ、現代のわたしら関係ないもんね。」という古墳非愛好者の皆さんのオコトバも聞こえてくるような気もしますが、いろいろな古墳を見ていると、古墳公園になったり、徐々に削られて畑になったり、あ、やっぱり削っちゃいかんよな、と直してもらった古墳も居たり、長い年月、人の暮らしのすぐ近くで”ずっとそこにある”その底力を感じます。

そんな古墳を見つけると、わたくし嬉しくなるのです。

ではご覧あれ。

沼田八幡塚古墳 茨城県つくば市
前方部を一度削られちゃって、昭和53年に新たに直してもらったという素敵な古墳。
背比べをするように後ろにたたずんでいるのは筑波山です。

 

保渡田八幡塚古墳 群馬県高崎市
日の出と同時におばさんの散歩道と化す前方後円墳の尾根。
「今も俺は現役だ」と背中で語っているかのようです。

 

 

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