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もう20数年も前の事なのだけど、高校を卒業したばかりの春休みに友人と車の免許を取りに旅に出た。
行き先は宮古島だ。
今では宮古島市という市になっているそうだけど、その頃は平良市とか城辺町とかいう市や町だった。
今ではドン・キホーテもあるそうだけど、あの頃はそんな店はなかった。
そんな昔の宮古島での友人との日々を、日記をもとに「お話風」に書いたものが手元にあって、せっかくなのでそれをここに載せてみようと思う。
友情の物語(そんな立派な話だったか?)、古き良き宮古島(多分今もいいはず)を感じながら読んでいただけたら幸いです。
尚、事実に基づいてはいますが、思い違いや記憶違いも多々あるでしょうし、出てくる方々の名前も変えようと思っておりますので、この物語はフィクションです。
悪しからず。
ところで、この物語を20数年前に書いたとき、なんだか外国の文学風にしたくて、話の初めにこんなのを付けたのでした。
どうして定規はまっすぐなのですか。
まがっていてはいけないのですか。
それはなぜですか。
空は青いというけれど
灰色の日だってあるでしょう。
いろんなことがある世界です。
曲がった定規をつくりましょう。
あなたの心につくりましょう。
それがあなたのやさしさです。
——ジェームス・フィーバー
ジェームス・フィーバー、検索しても出てこないと思います。私が勝手に作ったので。
では、よろしかったらお次へ是非。
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